小学校受験の願書に写真が必要だけど・・・
- どこで撮影すればいい?
- いつ撮影すればいい?時期がしりたい。
- 家族写真はどうすればいい?
こういった疑問を解決します。私の経験談を含めてお話しますのでお役立て下さい。
小学校受験に使う写真は写真館で撮影する
小学校受験で願書に利用する写真は、写真館で撮影したものを利用するのが一般的です。
なぜなら、写真館で撮影された写真は、クオリティーが非常に高く仕上がるからです。
- 表情が豊かで笑顔の写真に仕上がる
- 写真館スタッフが慣れている。失敗・間違いがない
- 子どもが不安がらない
- 写真の焼き増しが可能。取り直しが不要
写真館で撮影された写真は、とても表情が豊かで子どもの笑顔が最高な表情を切り取ってくれます。誰もが親バカになります。写真は願書に貼らずに手元に残していたいと思ってしまいます。
ただ、写真館で撮影すると「お金と時間」が掛かります。これはわかりやすいデメリットです。
小学校受験で利用する写真は証明写真のプランに該当します。写真館の撮影代が3,000円前後、焼き増し代の費用が1枚で1,000円程度かかります。
写真館で撮影する理由とは:減点法が理由です
小学校受験は、願書写真の良し悪しで合否が決まることはありません。
ほぼ、テスト点数と面接結果で決まります。

じゃあ、インスタント写真で良いのでは?

確かにその通りです!
ある条件で写真が重要になります。
ある条件になると、写真の良し悪しで合否の結果が左右する。
願書の写真で合否が決まる条件とは、「テスト点数」と「面接結果」が、合否のボーダーライン上にいる時です。先生が合否を決めるときに、願書を眺めて選考すると考えられます。
点数などで定量的に判断できない。つまり、数字では表せない定性的な情報で判断する状態になったときに、願書の写真が判断材料になります。
- 募集理由、学校への想い
- 文字の読みやすさ。綺麗さ
- 写真の写り具合
小学校受験は、テスト点数だけではなく最終的に総合判断で合否が決定します。ボーダーラインに並んだ子どもたちの場合は、願書を並べて比較することになります。
ボーダーラインの願書を見比べると、ほかの受験生は、すべて写真館の写真が利用され笑顔で撮影されている。自分の子どもだけがインスタント写真でしかも無表情。これだと印象が非常に悪いです。

先生も人間で最後は心象です
言い換えると「テスト点数」と「面接結果」が合格ラインを越えていれば写真はなんでも構わないです。インスタント写真でも全く問題はありません。ただ、ボーダーラインのギリギリにいると願書写真が非常に重要になる。
減点されないように最初から芽を摘んでおく。なんとも、後ろ向きな要因で写真館で撮影する必要があります。
有名お受験写真館?それとも、近所の写真館?
写真館のスタッフはプロなのでどこでも大丈夫です!近所の写真館を探し撮影してください。ホームページのメニューを調べてみましょう。証明写真のメニューがあれば撮影してくれます。
さらに、受験用のメニューがあれば、目的にあった写真の撮り方で仕上げてくれます。照明に気をつけ何カットも撮影してくれます。そして最良のカットを選んでくれます。
もし、気に入った写真スタジオを見つけることが出来なければ、私立小学校の近く、塾のある近くで探してみてください。必ず小学校受験に対応してくれる写真館が見つかります。
それでも不安であれば、電話することです。ホームページにメニューが無くても「小学校受験で利用する証明写真」と言えば「出来る・出来ない」を答えてくれます。
不安だったので、私たちは電話して聞いてしまいました。
私たちが撮影をお願いした写真館は、数多くの小学校受験の撮影を行っているようで、とても手際よく撮影を行っていただけました。
- 背景色を青・グレーのどちらにするか?
- シャツの襟を出す・出さない?
- 髪型をどうする?
本当に色々なことをどうしますか?と聞いてくれます。私たちには判断できなかったので「無難な方は?」と逆に聞いてみました。すると、すぐに何でも回答してくれました。
願書の写真撮影に最適な時期は?
小学校受験の願書に利用する写真は、願書提出の直前に撮影するのでしょうか?それとも、余裕をもって撮影をするのでしょうか?
じつは、写真撮影に最適な時期があります。
夏休みの前、6月~7月ごろが最適です。暑くなる前です

何で6月から7月なの?
理由を教えて!

理由は2つあります。
- 子どもが日焼けで黒くない
- テスト本番と写真撮影の気候が同じ(服装が同じ)
子どもが日焼けする夏休み前に撮るようにしてください。
水遊びをして真っ黒になった時に撮影した場合、撮った時は何とも思いませんが願書を提出する際や、受験日には違和感を感じてしまいます。
また、撮影時の服装に気を付けてください。受験日に着ていく服装です。撮る時期が夏だから「半袖」冬だから「長袖」ではありませんのでご注意ください。
写真館での撮影:3つポイント
写真館で撮影するときに、3つのポイントがあります。
- 受験日に着ていく服装
- 大人の表情は笑顔
- 時間に余裕をもって
受験日に着る服で撮影する:ポロシャツ
これがとても重要です。
写真撮影をするときには全く気にならないのですが、間違えていると願書提出のタイミングで後悔や再撮影になります。
小学校受験の試験日は秋(東京は11月、神奈川・埼玉は10月)です。受験する子どもだけの写真であれば、あまり気になりませんが、家族写真は全身が映ります。
秋なのに夏服?しかも、子どもが日焼けして真っ黒。
季節がズレまくりの違和感があると、小学校の先生はガッカリされます。
大人の表情は笑顔:口角をあげる
願書に利用する写真が家族写真の場合、大人の表情がとても大切です。
写真館はプロなので子どもの撮影は得意です。子どもの表情は非常に豊かになります。
写真館スタッフが笑顔を作り出してくれ、最高の瞬間を切り取ってくれます。撮影タイミングは子どもの笑顔です。
しかし、がっかりしてしまう、どうしようも無いのが大人の表情です。
定期的に写真館に家族写真を撮りに行く家族以外は、表情が硬く笑顔の作り方が下手くそです。
やり過ぎくらいの笑顔で丁度良いです。
笑顔を自然にだせるには練習するしかありません。口角をあげる練習を自宅で何度も行ってください。
ちなみに、子どもの写真だけであればスムーズに撮影が進みます。子どもだけを撮影する場合は、踏み台の上に乗って撮影することになります。
踏み台は15cmぐらいですが、子どもが怖がることも考えられるので、自宅で練習するのもよいです。踏み台は100均で売っているもので代用できます。
時間に余裕をもって:リラックスが大切
子どもは慣れない環境だと緊張しています。早めに写真館に行って、遊びながら時間を待つぐらいでいると、子どもは知らず知らずのうちにリラックスしています。
リラックスしていると楽しい撮影ができベストショットが生まれます。
最高の写真を願書に貼って、いざ本番に向かいましょう。