小学校受験(お受験)で絵画・造形・工作教室に通う必要はあるの? 結論!長期は必要ないです。
私は公立小学校に通ったので経験が無いし、どうやってお受験の準備すればいいかわからない。
小学校受験の絵画造形教室にずっと行く必要はない
結論を伝えると、小学校受験に対応する絵画造形コースに通う必要はありません。
コスパが悪すぎます。子どもが習得するものと塾の月謝は割が合わなすぎます。さっさとノウハウを吸収して自学に切替えましょう。
絵画・造形・工作コースってなに?
小学校受験のテスト項目に絵画造形と呼ばれる創作物を作るテストがあります。塾では造形絵画に対応するためのカリキュラムが容易されています。
受験する小学校によって題材が変わるのですが、塾では色々なものに取り組みます。
- 人物画・観察画
- 折り紙・粘土
- 共同制作 : 空き箱などを使っての街づくり(家、道路、乗り物)
お受験での人物画・観察画
小学校受験で一番出題される可能性が高い題材です。しかし、題材の出し方(〇〇を描いてください)が千差万別なので対策を苦労します。ペーパーテストのような正解がありません。
人物画の対策をバッチリ行ったのに、テスト本番では観察画だった。なんてことが平気で起こります。
しかも絵画造形は、子どもの性格を色濃く表します。
- 大きく描く・小さく描く
- 画用紙の中央に描く・隅に描く
- 色を全部塗る・一部で諦める
- 直ぐに描き出す・悩んでから描き出す
絵を描くのが得意な子は、大人が指示しなくても自由に描いていきます。あとは、テクニックを教えたら勝手に上達していきます。
が・・・問題は絵を描くのが苦手な子どもの対策です。
私の子どもは、苦手な方に属していました。まあ、酷かった・・・
髪の毛は1本以上生えていること、手には指が5本あること、腕や足には関節があることを何度も言い聞かせながら練習を行いました。
小学校受験での絵画は、何かを絞り込んで徹底的に反復練習です。
- とにかくデカく描く
- 色を最後まで塗る
- 周りの人物や風景も描く
小学校受験で絵画は、上手い・下手を判断しているわけではありません。
先生方は、子どもに伝えた事を理解し、形に出来ているか?想像できているか?を見ています。一つを緻密に描くより、大きく色々なものを描く方が見栄えがよい作品になります。
折り紙や粘土を使った創作物
折り紙や粘土も、絵画と同じです。とにかく反復練習です。
折り紙は、角を揃えること、折りをしっかりつけること。粘土は、立体的につくること。
お受験では共同制作が鬼門
共同制作が、絵画造形で一番の難しい内容です。子どもたちが共同作業で、何かを作り上げる結果をテストとし評価します。
- STEP1題材決め子供たちで話し合いをしてテーマを決めます。
リーダーシップなどの積極性
譲り合いの協調性 - STEP2役割決め作成するパーツを割振ります。
作りたいもの・作りたくないもの - STEP3進捗管理周りへの気配り
手が止まっている子への気遣い
進捗具合の把握
はっきり言ってまったく別ものです。造形絵画と言いながら成果物の上手/下手や、出来た/出来なかった関係ありません。
テクニックを理解したら、さっさと辞めましょう
造形絵画は成果物の出来栄えが、テストの判断材料の全てではありません。しかし「時間内に仕上げる」は判断材料です。
見栄え良く造形絵画を仕上げる方法を、塾で盗んでしまいましょう。あとは自宅学習で反復練習です。コツさえ理解すれば自宅学習で造形絵画は対応が可能です。
そうは言っても不安が残ると思う方もいると思います。
もし、幼稚園に通っているのであれば、幼稚園終わりに外部団体が開く工作ワークショップなどに参加するのが良いと思います。
工作ワークショップは絵を描いたり、粘土で創作物を作ることを行います。お受験の対策を内容が同じです。代替としてぴったりです。
ワークショップの月謝は、小学校受験の塾と比べると1/5~1/10になります。しかも、自宅から近くで開催されるので親の負担が軽減されます。
私たちの場合は、幼稚園の放課後に、幼稚園の教室で開催していましたので。いろいろと本当に助かりました。
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