体験して判った!小学校受験の試験内容は?ペーパーとは?

受験の知識・情報

<景品表示法に基づく表記> 本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

小学校受験の試験内容はどんなもの?ペーパーとはいったい何?

この疑問に回答します。

 

お受験パパ りんかお@ojukenrinkao)です。小学校受験の試験内容はどんなもの?ペーパーとはどんなものだろう。実際にどうやって準備すればよいのだろう・・・・実際にはどうなのかお伝えします。

お役立て下さい。

小学校受験の試験内容

小学校受験では、色々なことで考査が行われます。

ほとんどの小学校は3枚から10枚程度のペーパー試験が行われます。グループ内での行動を観察し、子どもの人柄や性格を見る「行動観察」や、簡単な運動をして、子どもの指示行動への適応性や年齢相応の運動能力を判断する「運動」、紙をちぎったり、ひもを穴に通したりするなど手先の器用さを見る「巧緻性(こうちせい)」、絵を描くテストなどが実施されます。

試験は全てを1日で行う場合もあれば、数日に分けて行う場合もあります。

ペーパー試験とは

小学校受験と言えば「ペーパー」です。受験を行う人にとっては当り前の言葉なのですが、これから受験を検討している家庭だと想像も出来ないと思います。

ペーパー試験とは筆記試験のことです。ペーパーなんて誰が言い出した言葉なんでしょうか・・・一般的な筆記試験と言えばいいのに。

具体的にはこんな感じです。

  • 数量(数を数えたり、足したり引いたり、比較したりする問題)
  • 図形(同じ図形を探す、重ねたり回転させたり、パターンを見つけたりする問題)
  • 常識(季節の行事や草花、哺乳類、鳥類などから仲間外れを探したりする問題)
  • 言語(しりとりで名前をつなげたり、動物や植物の名前を説明したりする問題)

未就学児なので読んだり書いたりする問題ではありません。問題を出題者が読み上げて正解に〇や×、丸で囲むなどで回答します。

ペーパーを何枚もこなして訓練すると子供の頭は柔らかいので、理解していなくても反射的に問題が解けるようになります。言い方を変えたり、視点を変えたり、読む順番を変えたりすると、途端に回答が出来なくなるのが未就学児の特徴です。

また、覚えるのも早いですが、忘れるのも早いのが未就学児の特徴です。

ペーパー試験は、正しい答えを出すことが目的になってしまいがちです。数字で表すことが出来る「定量」のこと。しかし、さまざま分野の理解度、問題を解くためにどう努力をするか?など数字で表せない「質」を見るための試験でもあることを忘れないようにしてください。

行動観察

小学校受験の行動観察
小学校受験の行動観察

グループになって一緒にゲームや遊びをすることで協調性やリーダーシップなど、子どもの特性を見る考査です。リーダーシップをとる子や、人見知りな子、遅れて反応する子、スグに譲ってしまう子、参加しない子 など個人の性格がよく現れます。

正解が無い」のが難しいところです。

リーダーシップをとって率先して行えば行動力がある、上手く行動を起こせないと消極的と思われる場合もあります。

誰もがリーダーシップを取ろうとすると意見を聞かず協調性が無い、譲ることがができれば協調性があると思われることもあります。

状況判断ができることが何よりも大切です。ハードルは高いですが、グループの中に入り、参加して目的を達するように状況を判断して行動できるこが重要です。

最近は行動観察を重視する小学校が増えているように言われています。

運動・指示

走ったり、跳んだり、ボールを投げたり、マット運動や平均台をしたりします。基本的な運動能力を見ます。

小学校受験の運動・指示
小学校受験の運動・指示

出来る/出来ない も重要なのですが、「指示がきちんと聞けているか」「指示を理解しているか」なども同時に考査されます。

線を踏まずに、開始の合図で始めることができるか などです

両手・両足を曲げずに使って歩く「くまあるき」、フープを使ってケンケンパなどがあります。

ドッチボール用のボールを使って、ドリブルをしたり、床に突いて跳ね上がったボールを取ったり、上にボールを投げてキャッチしたりします。

巧緻性(こうちせい)

器用さを見る考査です。

  • 紙をちぎったり、折り紙をしたりする
  • ひもを穴に通したり、豆運びやリボン結びをしたりする
  • 服をたたむ

折り紙を破くのでは無くちぎることが出来る事、角をしっかり合わせて折れること

お箸の使い方、日常生活に必要になる行為や学校生活で人に迷惑をかけず、自分のことは自分でできるか、併せて躾などもチェックされます。

小学校受験の絵
小学校受験の絵

聞いた内容を絵にする考査です。

  • 好きな食べ物
  • 家族の絵

制限時間内に問われた内容を絵で表現できるかがチェックされます。日ごろから絵を描くことに慣れる必要があります。

面接

面接は保護者を対象にして行われます。もちろん子どもも対象です。

子どもと保護者が別々に行ったり、一緒になって行ったりと方法は様々です。

受験は本人が行いますが、面接は保護者が考査されます。面接で保護者が足を引っ張ってしまったらシャレになりません。家族の中で遺恨を残してしまうことになりかねません。

志望理由、教育方針 や 学校への理解度 などが問われます。

まとめ

小学校の試験は種類を組み合わせて行われます。子どもが小学校に通いだした時に、自分の事は自分で行い、周りの友達と協調して対応できること、常識、躾が出来ていることなど様々なことを考査されます。ペーパーだけが良くてもダメな世界です。まんべんなく出来ることが重要です。

 

以上、「体験して判った!小学校受験のペーパーとは?試験内容は?」という記事でした。

コメント