この疑問に回答します。
お受験パパ りんかお (@ojukenrinkao)です。「小学校受験をする」と決めたら、何処にすればいいのか考えなければなりません。給食は6年間続くことなので、学校給食の有無を学校選びの判断材料に考えてみます。
学校選びの一例としてお役立て下さい。
給食から考えるお受験:国立校、私立校の学校給食はどうなっている?
公立の小学校は学校給食法のもと給食が必ずありますが、国立小学校・私立小学校は給食では無く、お弁当の場合があります。
ちなみに「食育」という言葉は、学校給食法に由来しています。平成21年に改正されて盛り込まれました。この頃は余りメディアに取り上げられなくなっていますがとても大切なことです。
料理の品数を増やすのは家庭では難しい。
- 食物アレルギーについて
- 学校給食の費用
食物アレルギーについて
食物アレルギーを持つ子どもには大切な事でもあります。
公立小学校の場合は各自治体が指針に基づき対応を公開しています。献立表による対応から、お弁当持参の対応。また、緊急時のマニュアルまでしっかりと公開されています。
公立小学校の場合は、給食が前提なので誤食の可能性が排除できないのでルールが策定されています。
私立小学校の場合は対応が様々です。お弁当の場合は小学校は関知しませんし、お弁当タイプの給食の場合はアレルギー対策が未対応の場合もあります。
個別対応がどれだけできるが確認する必要があります。
学校給食の費用
公立小学校の場合は、文部科学省が 統計データ を公表していました。
公立小学校の平均月額は 4,343円 だそうです。私立小学校の場合は、情報が公開されていないので統計がわかりませんでした。
ちなみに、私の子どもが通っている小学校は月額で4,500円~6,500円の間です。
学校給食はどんな感じ?
私立小学校の「給食」は、週の全てを「学校が提供する給食」もあれば、「学校が提供する給食+自宅からのお弁当」を組み合わせている場合もあります。
完全に「自宅からのお弁当」のみの場合もあります。学校によっては注文弁当を頼める場合もあります。
- 学校が提供する給食
- 学校が提供する給食 + 自宅からのお弁当
- 自宅からのお弁当
- 注文弁当
また、給食のスタイルも様々です。私たち保護者世代が想像する、お皿に「取り分けて」提供されるものや、お弁当として提供されるものもあります。
- 取り分けて提供
- お弁当を提供
東京都の私立小学校を頑張って調べてみました。保護者が、お弁当を作る必要がある割合です。
東京都の私立小学校53校のうち24校は「給食なし」または「給食+お弁当」です。頻度はともかくお弁当を作るという行為が発生する割合は「45%」です。かなり大きい数になっています。
調べてから分かったのですが、文部科学省が同じような 統計データ を公表していました。
平成30年の数字を抜粋するとこんな感じです。
国立 (70校) | 100% |
---|---|
公立(19,338校) | 99% |
私立 (227校) | 45% |
文部科学省のデータは「全国の給食実施率」で、私が抽出したのは「東京都のお弁当を作る率」です。抽出条件が異なりますが同じような数値になっています。
私立小学校を受験される家庭で、お弁当を作ることが苦な家庭は覚悟が必要になると思います。
共働きの場合は大変です。
私たちは給食の有無が重要な条件でした。
まとめ
公立小学校の場合は学校給食がありますが、国立小学校、私立小学校の場合は完全給食ではありません。
学校給食とお弁当を併用する場合や、完全お弁当の場合もあります。学校給食と言っても注文式お弁当の場合もあります。私立小学校の場合は様々な提供方式があります。
「給食なし」または「給食+お弁当」の小学校は、お弁当を作る必要があります。
以上、「給食から考える小学校受験は何処にするべきか!?」という記事でした。
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