この疑問に回答します。
お受験パパ りんかお (@ojukenrinkao)です。願書を書きあげるのに苦労しました。実際に手を動かしたのは妻さんですが・・・中身を作り上げるのは共同作業です。限られた文字数で最大限のアピールが出来るように時間を掛けて内容を練り上げます。
- 小学校受験の入門知識:願書(受験票)の意味を考える
- 小学校受験の入門知識:暗黙の決まりごと
- 小学校受験の入門知識:書き方のテクニック
私の経験談を含めてお話しますのでお役立て下さい。
小学校受験の入門知識:願書(受験票)の意味を考える
- 願書は学校へのラブレター
- 配布について
- 2部用意する
- 貰い方
願書は学校へのラブレター
小学校受験の「願書(受験票)」は志望校へのラブレターです。小学校に熱意を伝えるための大事なものになりますので文章を練り上げることと正しい書き方があります。
小学校受験はインターネット出願ではなく手書きの受験票で出願になります。この先もきっと手書きの受験票を止めることは無いと思います。何故なら受験票も考査の対象だからです。
2020年度の入試からWeb出願が出始めてきましたが、あくまでも事務作業の簡略化が目的です。受付後には手書きの書類を提出することには変わりありません。
配布について
願書は無料で貰えるところが多いですが有料の場合もあります。夏以降に開催される学校説明会に参加すると資料と一緒に願書が配布されます。また、願書の配布期間に事務局に行けば願書をもらうことができます。
ただし、配布時期が決まっているので期限を過ぎると入手出来なくなってしまいます。
2部 用意する
願書は2部入手してください。願書は決まった期間にした入手することが出来ません。書き損じや、不測の事態が起こることはあまりありませんが、予備があると安心できお守りになります。最後の一枚!となると力が入り失敗する可能性が上がってしまいますので精神安定の意味でかなり重要です。
貰い方
願書だけをもらいに学校に行くのは面倒臭いです。学校説明会に何度も足を運んでいると2部以上の願書を手に入れることができます。学校へのアピールにも繋がるので一石二鳥です。
小学校受験の入門知識:暗黙の決まりごと
- 楷書
- 省略文字
楷書
当たり前ですが楷書で書きます。読み手が内容を確認する前に手が止まらないようにすることが大事です。
省略文字
住所や名称を略して記載はしません。Google Map の記載方法を確認してみてください。省略した記述で結果は出てきますが、出力結果は省略したものを使っていません。
間違った書き方
正しい記入
間違った書き方
正しい記入
小学校受験の入門知識:書き方のテクニック
- 最大の見せ場
- 空白を残さない
- 文字は大き過ぎず、小さ過ぎず
- 意見を一方的に書かない
- 当り障りのない・流行り は書かない
最大の見せ場
「志望理由」は最大の見せ場です。ここを考査の対象にすると学校説明会の際に複数の小学校の先生が言っています。ここは一つの事柄を深堀するのではなく色々な事柄を書きます。
「狭く深く」ではなく「広く浅く」です。
だからと言って薄っぺらい表面的なことを書くわけではありませんよ。書く内容を考えていたら、あれもこれもと色々と書きたい事が出てきます。そこから精査した結果、広く浅くなります。
空白を残さない
文字は大き過ぎず、小さ過ぎず
意見を一方的に書かない
「相手に自分の背景を感じ取ってもらえるか」ということです。簡単な例で説明するとこんな感じです。
ダメな書き方
当り障りのない・トレンド(流行り) は書かない
願書は面接の前に読み直しがされて、質問の内容を決めてから面接が始まります。
受験は1日に数十組も面接を行います。当り障りのないことだと面接官はその家族に興味が湧きません。また、トレンド(流行り)は、他の家族と被ります。1組目の場合は新鮮な内容ですが、何組を同じだと、面接官は「またか・・・」と心の中で叫んでいます。
まとめ
暗黙の決まり事が存在しています。書いてる途中であれ?って思うことが出てくるので何度も書き直しを行ってください。
以上、「体験して判った!合格への近道 願書(受験票)の書き方!」という記事でした。