この疑問に回答します。
お受験パパ りんかお (@ojukenrinkao)です。。幼児教室(塾)は探せば沢山あります。運営が大企業から個人まで様々です。また、教え方も多様です。ただ共通点が1つだけあります。どこも公開している情報が少ないです。ホームページを見ても肝心な事は書いておらず、合格者数の結果ばかり強調されおり、どうやって授業を進めるとか、どうやってやる気を伸ばすのか・・・こちらが気になる事は、よくわからないと思います。
実際に私が経験したことをお話しますのでお役立て下さい。
小学校受験の入門知識:幼児教室(塾)の規模
幼児教室(塾)は探せば沢山あります。運営が大企業から個人まで様々です。
- 規模の大きな幼児教室(塾)
- 規模が小さい幼児教室(塾)
何をもって規模が大きい・小さいと分ければよいか難しいですが教室の数で区切りました。私たちの家族は規模の大きな幼児教室(塾)に通いました。
規模の大きな幼児教室(塾)
規模の大きな幼児教室(塾)は、複数の教室を運営しています。難関校と言われる有名な学校に対応するため、各小学校の近くに教室があります。学校別のカリキュラムも組まれています。
大きな塾は授業だけではなく色々なセミナー、必要な情報や練習の場を提供してくれます。
- 小学校の校長を招いた講演会や説明会
- お受験を行った家庭の体験談
- 季節ごとの特別講習
- 学校別のカリキュラム
- 願書の添削
- 面接の模擬テスト
小学校の校長を招いた講演会や説明会
1校だけ校長先生を招く場合もあれば、複数校の校長先生を招く場合もあります。単独の場合は話を聞く事がメインになる感じが多く、複数校の場合は小さな合同説明会です。距離が近いので質問もし易い雰囲気があります。
お受験を行った家庭の体験談
昨年お受験を体験した家庭が、どうやって勉強を進めて行ったかを伝えてくれます。「こうやってモチベーションを保った」とか、「父親と母親の役割をどうした」とか「本番当日の様子」とかです。
お受験のナマ情報を説明してくれるので塾の関係者が説明するより納得できて役にたちます。
季節ごとの特別講習
夏期講習や直前講習のことです。通常授業の延長的な側面もありますが、普段は受けていないカリキュラム(体操や行動観察)などにも参加できます。
学校別のカリキュラム
各教室校ごとに学校別のカリキュラムが行われています。学校別のカリキュラムは対象の小学校に近い教室だけでコースが行われています。
場合によっては、自宅から離れた教室に通わなければならない場合もあります。
願書の添削
願書の添削を行ってくれます。暗黙のルールや内容についてチェックしてくれますので親にとって有りがたいです。
面接の模擬テスト
本番と同じように面接のテストを行ってくれます。面接官は幼児教室(塾)の関係者ではなく、外部の方を呼んできてくれます。面接後にフィードバックを行ってくれるので、とても有りがたい経験でした。
ただ、説明が無いので何者なのかよくわかりません。会話をしていると教育関係の方だと思います。
模擬テストのサービス内容に「面接の録画」までありました。癖や態度などを後から見直すのに役立てるそうなのですが、やり過ぎ感を感じます。そこまで必要な家庭ってどんなのだろうと思ってしまいました。
規模が小さい幼児教室(塾)
教室が1か所 または、2,3か所で運営している塾もあります。私たちが親が想像する、こじんまりとした塾もあれば、行動観察、体操、絵画などの専門に特化した教室まであります。
地域に根差した小学校を対象にした幼児教室もあれば、難関校と言われる小学校や専門に特化した幼児教室まであります。特化した塾は、紹介が必要なところもあるようです。
幼児教室(塾)の入門知識:「見学」と「預かり」
- 見学する方式
- 預ける方式
親が幼児教室(塾)の授業を「見学する方式」と、教室から離れる「預ける方式」があります。
見学する方式
見学する方式は、親が教室の後ろで見守ります。幼児教室(塾)は聞くより見た方が良い。「百聞は一見に如かず」を実践しています。
見学する方式のメリット・デメリットをまとめます。
- 先生の教え方が見学できる
- 授業で何をやっているか見学できる
- 子どもの態度・理解度が見られる
- 周りの子どもと比較できる
- 子どもの態度・理解度でイライラする
- 周りの親が色々な意味で気になる
私たちの家族は「預ける方式」の塾に通ったので、「見学する方式」は体験授業で経験しました。体験だったからかもしれませんが、ストレスを感じてしまいました。親子共々、私たちには合っていませんでした。
預ける方式
親は一度、教室から離れて別の所で待機します。終了の15分ぐらい前に戻って来て、授業内容の説明を受けることになります。
- 親は気楽
- 授業中の態度・理解度がわからない
- 周りの子どもたちを比較できない
親は喫茶店で時間を潰すだけなので気が楽です。ただ、授業中の様子が判らないので周りと比較出来きず基準が判らなくなります。マイペースに進めることが出来ればとてもよい方式です。
幼児教室(塾)の入門知識:「総合」と「学校別」
幼児教室(塾)に通われる家庭は様々です。志望校も様々です。そのため汎用性のある総合コースと学校別に絞ったコースがあります。
小学校が変わればテスト問題がガラリとかわります。求められる内容も異なります。そのため、学校別のカリキュラムが用意されています。
ペーパー問題は小学校によって特徴があります。小学校毎に特定の分野が多く出題されるケースがあれば、行動観察に力を入れている小学校などもあります。
まとめ
幼児教室(塾)は様々なタイプのものがあります。
規模が大きいと学習以外にセミナーや模擬のテスト・面談など、お受験に必要になる事に対応することが出来ます。
親が後ろで見学するか、別の場所で待機するかの方式があります。どちらにもメリット・デメリットがあります。
授業コースは、汎用的な総合コースと学校別コースが用意されています。
以上、「体験して判った!塾の違いって?選び方は?」という記事でした。
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