この疑問に回答します。
お受験パパ りんかお (@ojukenrinkao)です。私達が受験をした時に思ったことなので、かなり個人的な意見だと思いますがあながち間違っても無いと思ってます。
私たちの経験なので一例としてお役立て下さい。
お受験に合格できる子:「複数校の合格」か「すべて全滅」のどちらか
小学校受験で合格した子どもと合格出来ず残念だった子どもは、見比べても大きな違いはないことがほとんどです。外観もしっかりしており落ち着いています。普段のペーパー試験対策もしっかり出来ています。
でも小学校受験で成功する子は複数校から合格の結果をもらい、良い結果がもらえない残念だったこどもは軒並み全滅してしまいます。
どこで結果に差が出るのか想像してみました。子どもと言うより保護者の影響が大きいように思われます。
合格できる子どもの共通点は
- 社会生活の基本が出来ている
- 一生懸命におこなう。話を聞こうとする
社会生活の基本が出来ている
早寝早起きしリズムある生活を送っており、あいさつや返事、感謝の気持ちなどが自発的に言葉で表現できている。椅子に着席したときに「足をブラブラさせない」で居られる。席から離れる時に「椅子を入れる」など、あたり前のしつけが出来ています。
普段は目立たなくても、しつけができてない子は試験当日は目立ちます。
しつけは、その場しのぎでは対応できません。「椅子を入れる」ことは特に普段から心掛ける必要があります。ある私立小学校の先生はチェックすると断言していました。
こういった情報は、パブリックな場所で話してくれません。
個別で聞いてるとポロっと出てきます。
一生懸命におこなう。話を聞こうとする
結果が伴わなくても最後まで一生懸命に頑張ります。投げ出したりはしません。出来なくて泣いても最後まで努力し、イライラしてモノに当たったり手が出るような事はありません。
私立小学校では、手が出てしまう子どもを極端に嫌がります。理由として、ケガするといった目に見える事は勿論ですが、理性を抑制出来ない事は、つまり成長が出来ていない(自立出来ていない)に繋がることが背景にあるように感じました。
合格できる保護者の共通点は
- 甘やかさない。子離れしている
- 考え方を共有している
甘やかさない。子離れしている
甘やかさない事が徹底されています。危険な事は先回りして回避を行いますが、子どもが「つまづく」ことまで先回りで回避をしません。
子どもは、大人から見ると判りやすい事で「つまづき」ます。
だからといって何でも大人が先回りし、回避させていると子どもの「成長の妨げになる」ことを理解されています。つまり子どもを上手く補助して導くことができています。
- 子どもの成長を待つことができる
- 子どもの話をよく聞くことができる
- 子どもを認めることができる
- 子どもを兄弟や他の子と比べない
- 日常生活で子どもに自然に知識を与えている
まとめるとこんな感じです。
子どもに対して保護者の意思を押しつけるような事をしません。否定的なことより肯定的な行動や意見が多いと思います。
考え方を共有している
小学校受験では夫婦間での意思疎通がとても重要です。親と子どもの関係だけでなく両親との関係も重要です。
- 夫婦で意思疎通が出来ている
- 夫婦での温度差がない
- 前向きな考え方ができる
まとめるとこんな感じです。
夫婦間で意見の相違や温度差があると前向きな考えが出来ません。「受験に失敗しても何とかなる」と考える余裕が必要です。
面接の重要性
子どもの成績が同じだったら差がつくのは面接です。面接の対策はある程度できますが、面接本番まで何が出るかわかりません。実際、夫婦両方にキラーパス的な質問を投げ掛けられました。(塾や本などから仕入れた過去事例に無いこと)
心に余裕があれば、面接の時でも緊張せずに望むことができ自然な回答が沢山できます。相手(妻か夫)が回答している時に、「そうなんだ~」って素直に思うことができます。
余裕が無く殺伐とした雰囲気は、子どもや面接官に伝わってしまいます。そうすると、不自然な回答しか出来なかったり、回答に詰まってしまったりします。
まとめ
小学校受験で合格できる子どもと、出来ない子どもを見比べても大きな違いはないことがほとんどです。違いは保護者だと考えています。
つまり、「あなた」です
合格できる子と出来ない子は、面接の結果で決まると思います。子どもを十分に認めることができ見守ることができる。夫婦間で十分な話し合いができ、心の余裕があること。
これが小学校受験で合格できる差だと私は思います。
以上、「小学校受験で合格できる子と出来ない子は、何がどう違うのか?」という記事でした。
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