小学校受験 体操教室は必要か?結論:不要です。

受験の知識・情報

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知りたいこと。解決できること

小学校受験(お受験)で体操教室に通う必要はあるの? 結論!必要ないです。

私は公立小学校に通ったので経験が無いし、どうやってお受験の準備すればいいかわからない。

小学校受験の体操教室は行く必要はない

結論を伝えると、小学校受験に対応する体操教室に通う必要はありません。

だって、オリンピックの選手を目指しているわけではなく、憧れの小学校に入学させたいだけです。しかも、体操は評価対象の一部でしかありません。

私たち家族は初めてのお受験でした。何もわからなかったので、高い月謝を払ってとりあえず塾の体操クラスに参加しました。体験して分かったことです。

小学校受験の体操は、体操と言いながら評価ポイントが「出来る・出来ない」じゃない。この事を理解していないと、無駄な出費とストレスを貯めることになります。

体操教室と小学校受験の体操教室は全く違うもの

目標と目的が違う

一般的な体操教室と、小学校受験の体操教室は全く別モノと理解してください。

ここを理解せずに

  • 小学校受験を目指しているのに一般の体操教室に通う
  • 一般の体操教室だと思っていたら、小学校受験の体操教室だった

時間のムダとお金のムダに繋がります。

通常の体操教室の目標は、競技の上達です

一般の体操教室は、体操・競技の上達が目標なので、テクニック、コツを教えてあげることです。

通常の体操教室であれば先生が説明を行ったあとに、子どもたちが実践します。

聞いていなかったり、理解していなかったりすれば、もう一度はじめから説明してくれます。しかも丁寧に教えてくれます。

目的は上達なので当たり前ですよね。順番が回ってくれた子どもの個人レベルに合わせて先生がサポートしてくれます。

跳び箱が飛べなければ出来る方法をカスタマイズして教えてくれます。

  • 手をつく場所
  • 踏み台の使い方

あくまでも個人に対して成長と上達であり、集団に対する目的はありません。

私の子どもは通常の体操教室に参加していました。体を動かすことが好きなので、みんなでおしゃべりしながら、楽しくコツを教えてもらっていました。

受験体操教室の目的は、指示の理解と協調性を持つです

受験体操教室は、体操・競技は出来ることが大前提です。

体操・競技を行うための「指示の理解」と「周りへの協調性」を評価します。

受験の体操教室も通常教室と同様に先生が説明を行ったあとに、子どもたちが実践します。しかし、説明は1度のみです。

「聞いているか・聞いていないか」ではなく、聞いている事が前提であり「指示を理解しているか・していないか」を確認します。

小学校受験の体操・競技は出来なくても失敗しても実は構わないんです。結果ではなく、失敗したときに「どうやって対応したか、修正したか」をチェックしていきます。

ボール投げを行って失敗したら

  • 指示を待つのか?
  • 続けるのか?やり直すのか?
  • 出来る方法は何か?

子どもは自ら考えて、つぎの行動を行います。

受験体操教室はグループ競技を行います。普通の体操教室では実践しない競技です。

  • 周りへの気配り
  • 意思疎通の方法
  • グループへの参加姿勢

競技は出来ることが大前提で、周りと協調し頑張って出来るかをチェックしていきます。

受験体操の教室は、おしゃべりはありません。先生の話を聞いて、体を動かし、すぐに元の位置に戻る。これの繰り返しです。楽しそうではないですね。周りから見ても解るぐらいです。

運動は向き・不向きがある

普通の体操教室と小学校受験の体操教室は目的が違うことが理解できたと思います。

受験教室は体操・競技が出来ることが前提です。出来なかったら、どう対応するかを評価する。周りへの協調性を確認します。

運動と言いながら目的が全く違います。

運動は好き嫌いがはっきりしています。運動神経がよい子どもは、体を動かすのが好きです。体操・競技もそつなくこなします。逆に運動が苦手な子はドンくさいため上達に時間も掛かります。

受験体操は、上達することが目的ではなく指示の理解と協調です。

運動が苦手な子どもでも、先生の言った事を正しく理解し、正しく実行すれば高評価になります。運動が得意で上手に出来たとしても、先生の話を聞いていなければ評価が低いです。

受験体操は目的を理解すれば家庭学習で事足りる

体操・競技を行うための指示の理解と、周りへの協調性を伸ばすことが小学校受験の体操です。

指示の理解、協調性は体操教室で成績が伸びるものではありません。子どもに何度も言い聞かせて繰り返しを続けて伸ばしていく内容です。

家庭学習こそが受験体操を訓練するのに適した環境と言えます。

塾で実施される夏休みやGWの特別教室(受験体操)で十分

小学校受験の体操教室は行かなくても構わないと言いましたが、受験当日に初めての経験をさせると、子どもは混乱します。

やはり、やり方とかコツは理解させて受験当日に望むべきです。

小学校受験の塾では、受験体操の講義が隔週や月一ぐらいで開催されています。塾によっては、GWや夏休みなどに、短期集中の特別講義が開催されます。

塾が開催する受験体操の講義に参加して、コツやテクニックを学びましょう。

個人教室は不要

小学校受験では個人経営の体操教室があります。特に難関校に特化している場合が多いようです。

特化した授業と聞くと、なにか特別なことを実施しているように想像しますが実際は違います。

一般的な受験対策の体操です。どこも同じようなことしか行っていません。だって、5歳・6歳の子どもが特別なことができると思いますか?

一般常識を吸収する時期は吸収できることも限りがあります。

要素を覚えて自宅で反復

塾の受験体操の講義に参加してコツやテクニックを学んでください。

  • 先生の話をしっかりと聞く
  • 線を踏まない
  • 「はじめ(ホイッスル)」から開始する
  • 体操・競技が終わったら、素早く元の位置に戻る
  • 順序よく並ぶ。お話をしない
  • 失敗したときのやり直し方

家庭学習であれば運動はゲーム感覚で行うことができます。親子で交互に行ったり、時間を競ったりする方法です。

ルールとしてコツやテクニックを教えていくと、すぐに子どもは上達することができます。

小学校受験の体操で利用する道具を紹介します。100均のボールは受験用にはなりませんので専用のものを購入することをおすすめします。

詳しく説明した記事があるので参考にしてください。

 

 

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