この疑問に回答します。
お受験パパ りんかお (@ojukenrinkao)です。GPS機能に特化した見守りサービスと言えば、GPS BoTです。1年以上使ってわかったことをいろいろお伝えしてみます。私立小学校に通わせるなら「買って損なし」です。
実際に私が感じたお話しです。お役立て下さい。
みまもりロボットGPS BoTとは
みまもりロボットGPS BoTは、位置情報から端末を持ち歩いている子どもを見守るAIロボットです。2020年度に第2世代を発売しました。
子どもは小さな端末を持ち歩くとAIロボットがインターネットから見守ってくれます。
- GPS BoTは、様々な機能を利用して位置情報を取得
- AIが子どもの行動範囲を学習し通知
- リーズナブルで明瞭会計
- GPS BoTに無い機能
GPS BoTは、様々な機能を利用
一般的なGPS端末では難しかった屋内や地下でもGPS Botは位置特定が可能です。
第1世代は、GPS、WiFi、携帯基地局から情報を取得していました。第2世代はさらに複数から情報を取得することが可能となりました。
- 高性能 マルチGPS
日本版GPS みちびき (QZSS) に対応。さらに、GPS衛星 / BeiDou衛星 / Galileo衛星 / SBASにも対応し、屋外での位置特定性能を向上させました。加えて、アシストGPS(A-GPS)も搭載し、より素早く正確に位置を特定します。
- クラウド測位
屋内や地下は、GPS衛星では位置が特定できません。そんなときも街のWiFiや携帯基地局の電波を頼りに、位置を特定するクラウド測位エンジンを搭載。
- モーションAI
加速度センサーやジャイロを搭載し、お子様の動きをモーションAIが状況判断。状況に適した、高精度な位置特定をします。
AIが子どもの行動範囲を学習し通知
AIが子どもの行動範囲を学習し、普段行かない場所に行くとアラートを自動で通知してくれます。
GPS BoTは、子どもの生活習慣を学習します。通常、一週間程度で自宅や学校を特定し、週一回の塾や習い事などは一ヶ月程度で学習します。学習後は、登下校や帰宅、通塾などをPUSH通知でお知らせしたり、AIが子どもの行動範囲を学習し、普段行かない場所に行くと、自動で通知します。
リーズナブルで明瞭会計
GPS BoTの費用はシンプルです。端末代と月額費のみで無料のアプリを利用することができます。
わずらわしい2年縛りや、付帯費用も一切ありません。複数の保護者で子どもを見守っても追加費用はありません。
GPS BoTに無い機能
GPS BoTは、子どもを見守る機能に特化しています。端末を持ち歩いている子どもの位置情報を定期的に取得しAIが状況を判断します。そのため、GPS BoTに出来ないこともあります。
- 通話・SMS(ショートメールなど)ができない
- 防犯ブザー装置は無い
私立小学校では、不要不急以外は携帯電話の通話を禁止されています。連絡する必要がある際には公衆電話を利用するように指導されます。
通話・SMSが無くても困ることはありません。保護者が考えるほど使う機会は有りません。
はっきり言って、GPS BoT さえあれば問題ないです。
GPS BoTを使って(第1世代)感じたこと
- GPS BoTの購入方法と維持費
- GPS BoTの初期設定と使い方
- GPS BoTの良いところ
- GPS BoTのダメなところ
- 1年以上使った主な使用感
GPS BoTの購入方法と維持費
GPS BoTは 公式サイトか通販サイトでの購入が可能です。
公式サイトとAmazonは販売元が同じなので価格は同じです。
楽天、Yahooショッピングでは販売元と異なっています。楽天はカバー等のオプションが別会社から販売されているようです。
どこで購入しても同じものです。
配送スピードやポイント還元などを考慮し好きな所で購入すれば大丈夫です。
どちらにせよ、月額費の支払いに公式サイトへユーザー情報の登録が必要です。
支払い方法はクレジットカードの一択です。
GPS BoTの初期設定と使い方
まずはユーザー登録を行います。ユーザー登録は公式サイトかスマホアプリから実施します。
公式サイトは「ユーザー登録」と「商品の注文」が出来ますがGPS BoTの「初期設定」は出来ません。
GPS BoTの初期設定はスマホアプリから実施します。
設定はとても簡単です。直感的に設定を進めることが可能です。
- アプリをダウンロード
- ユーザー情報の登録
- スマホとBoTの紐づけ
- クレジットカードの登録
- GPS BoTを充電
あとはアプリから各種設定を行います。
- 到着・出発のお知らせ
- 複数人での子どもの見守り設定
- バッテリー残量の通知
- バッテリーモード(頻度優先、長持ち、機内)
手順は公式サイトの 詳細ページ をご確認ください。
GPS BoTの良いところ
GPS BoTはシンプルな機能、シンプルな費用に尽きます。悩んだり戸惑ったりすることは有りません。
- 掛かるコストは端末代と月額費だけ
- ランニング費がワンコインで安い
- 学校への持ち込みが可能
- 現在地、1週間の移動履歴を保存
GPS BoTのダメなところ
GPS BoTのダメなことは位置情報や通知に関わることだけです。
- GPS BoT本体に電源ケーブルが付属していない
- 位置情報の誤差がある(第1世代)
- 通知が来ない
電源ケーブル
GPS BoT本体に電源ケーブルは付属されていませんので別途準備する必要があります。Android端末のスマホと同じ規格の可能性がありますので、Androidを利用している場合は、コネクタの形状を確認してみてください。
位置情報
GPS BoT(第1世代)の位置情報は誤差があります。スマホよりも精度が悪いです。
数m〜100mほどの誤差が生じます。ただ、徐々に精度が向上しているように感じています。
1年くらい前までは、自宅に置いていても少し離れた場所を示していましたが、この頃は正しい場所を示すようになってきました。AIが学習したのかアプリの性能が向上したのかは不明です。
今は、GPS BoT(第2世代)が発売されましたので位置情報の精度は向上していると思います。
通知が来ない
指定の位置に到着・出発しても通知が来ないことがあります。位置情報が古いままだったり、次の通知場所で同時に通知が来たりと、少し残念な感じです。だからと言って困ることはありません。
入学してすぐの1年生は、頻繁にチェックしてしまいます。「今、学校を出た!」「電車に乗った!」「最寄り駅についた!」など、楽しくアプリを見てしまいます。
しかし、小学校生活に慣れて来るにつれ、時間が経つほど見る機会が少なくなってきます。最終的には見なくなります。
1年以上使った主な使用感
私立小学校の場合は電車やバスを利用するので、バッテリーは頻度優先モードで利用しています。
優先モードでも最短1〜2分の更新間隔なので、更新が追いつかないことがありますが特に困ることはありません。
位置情報の更新間隔は一定ではありません。振動しない場所に保管していると移動が無い(振動がない)と認識し、測位を行わないことでバッテリーの消耗が抑えられます。
バッテリーは購入してすぐは3~7日以上持ちますが徐々に持ちが悪くなってきます。1年くらいで2,3日ぐらいになります。充電するのを忘れがちなので安全をみて毎日充電になってきます。
GPS BoT 無しでは今の生活は考えられません。
まとめ
GPS BoTはとてもシンプルな機能です。位置情報の提供してくれるだけで費用もとても安いです。
位置情報の提供だけですが、AI学習によって行動範囲の学習や、お知らせ機能があり十分満足できる機能を提供してくれます。
私立小学校の場合は、ガラケーの持ち込みは出来ますがスマホは一切禁止です。つまりスマホアプリのLife360を利用することはできません。
ちなみに、Life360とはスマホ版のGPSを用いた位置情報の共有ができる無料アプリです。
GPS BoTの本体は軽く、電池は長持ちし、費用も安いです。このシンプル機能が私立小学校に通う子どもには相性がとても良いです。
つまり、全く問題が無いおススメのサービスです。
GPS BoTより価格が安い、おススメの FamilyDot(ファミリードット) 商品もあります。GPS BoT(第1世代)と同じものです。
私の子どもが使い始めた頃は、GPS BoT(第2世代)もFamilyDotもまだ発売されていませんでした。今ならどちらを選ぶか悩みますね。
以上、「みまもりロボットGPS BoT を使った私の感想」という記事でした。
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